メズム東京のホテルの中にあるレストラン、シェフズシアターへ行ってきました。
シェフズシアターのお店の雰囲気
メズム東京のフロントから少し奥へ歩くとレストランがあります。
その名も、シェフズシアター。
かっこいい響き。
広くてお洒落な雰囲気です。
ホテルのテーマ通り、五感を魅了する体験が待っていそうでワクワクします。
席に案内してもらいました。
夜景が綺麗ででうっとりしました。
お洒落なカトラリー
スプーンやナイフとフォークは全て銅で統一されていました。
シャンパングラスは珍しい円柱型で可愛い。
特注で作ってもらったものらしく、食べ物だけでは無く食を囲む全てのものにこだわりが感じらます。
ディナーコースのメニュー
コースのネーミングは、秋の散歩道です。
(2020年11月に行きました。)
お部屋と同じく、チャプターで表現されています。
チャプター1から順に、プロローグ、マルシェ、ノスタルジア、ワイルド-ゲーム、ファースト-フロストとあります。
どれもこれも想像力を掻き立てる内容です。
グラスにシャンパンを注いでもらって乾杯です。
Chapter1 Prologue-序章-
チャプター1のプロローグはアミューズブッシュです。
素晴らしくお洒落。
一品目なので、お料理の説明をすっかり忘れてしまいましたが、全てとても美味しかったです。
少し話がそれますが、お皿が文鎮みたいだねと言った私はアホですね。
とにかくお洒落すぎて何でも感動がすごかったのです。
素敵なパンも…
表面は、ザックザク!
中身は、フッワフワ!
なんて説明していたかを忘れてしまったのですが、釜焼き?ピザを焼くようなやり方?で(違っていたら申し訳ありません。)表面カリカリザクザク、中ふんわりを実現しているようでした。
焼き立てで、取り出すと湯気がモクモクと出てきて、食欲をそそってたまりませんでした。
外は香ばしく、中はふんわり甘いのが最高でした。
Chapter2 Marche-市場-
チャプター2のマルシェは、季節野菜とオマール海老とバニラです。
彩が美しすぎます。
彩豊かな秋をワンプレートにまとめております。
秋らしくきのこと紫の菊。
オマール海老は冷たいお料理で味わい深く、
ホタテは温かくボイルされ、温と冷のコントラストも楽しめます。
中央にあるのは、カリフラワーのムースです。
これがまろやかですごく美味しかったんです!
そのままでも美味しいお料理たちが、さらに美味しくなり味の変化も楽しめました。
Chapter3 Nostalgia-郷愁-
チャプター3のノスタルジアは、本日のお魚料理です。
真鱈をじっくりとポアレしたお料理です。
濃厚なソース、ワタリガニのビスクを目の前でかけてくれます。
海老ではなく、なんとワタリガニ!のビスク。驚きでした。
間に見えるペーストは、フランスの郷土料理、ブランダードです。
ブランダードとは、鱈と牛乳とじゃがいもを混ぜてペースト状にしたお料理だそうです。
上にのっているムール貝は、セロリのオイルでソテーしているそうです。
噛むたびに濃厚なソースとカニと真鱈とムール貝の香りを次々にふわっと感じ、日本にいながらフランスへタイムスリップしているような素敵なお料理でした。
またまた素敵なパン
まるっとしているフワフワパンと、良い香りが広がるフランスパンのようなパン。
2種類とも美味しかったです。
Chapter4 Wild-Game-遊山-
チャプター4のワイルドゲームは、蝦夷鹿(エゾジカ)とビーツと黒胡椒です。
一つ一つなんだろう?と興味津々になってしまうお料理です。
付け合わせは、右からゴルゴンゾーラを使ってソテーした椎茸、紅葉を思わせる赤と黄色のビーツ、ビーツのピュレ、里芋、アメリカホドイモです。
美しすぎる赤身…。
とろ〜りと、目の前でソースをかけてくれました。
鹿の出汁と赤ワインなどで作ったソースだそうです。
エゾジカ(ジビエ)のお肉は、ベーコンで旨みをギュッと閉じ込めています。
美味しすぎて鹿さんに敬礼です。
Chapter5 First-Frost-初霜-
チャプター5のファーストフロストは、栗とカシスです。
お次は、チャプター4の山から降りて来て、初霜を感じます。
手前に丸いのは、キャラメルソース。奥は、カシスのソルベ。右手前には、セップタケ(フランスの秋の味覚であるキノコ。イタリアだとポルチーニだそうです。)を乾燥させたパウダーが添えてあります。
スタッフの方が、この卵みたいなキャラメルソースの玉を「ぐでたま」と言って笑わせてくれました。ぐでたま、つるんとしていて可愛らしい。
赤い粉は、カシスのパウダー。
上下にメレンゲで挟んであるデザートです。
メレンゲはセップタケの香りがします。真ん中は、セップタケと栗のクリームアイスのようなもので、ナイフを入れると初霜を踏みしめたようなサクッとした音がします。
食感も素晴らしく楽しかったです。
サクッとした音も動画に撮ったので、あとでアップしたいと思います。
最後に小菓子と猿田彦スペシャルティコーヒー
コーヒーは、ホテル自慢のスペシャル猿田彦コーヒーです。
私たちは残念ながらコーヒーが飲めないのでお紅茶をいただきました。
ジャーーーん。
8種類もある茶葉から選べます。
香りをぜーんぶテイスティングさせてくれました。
めんどくさいことさせてしまったな…。でも、丁寧に全部説明してくれて、心ゆくまで迷って、楽しみながら選ぶことができて、最高の贅沢を提供してくれました。
全部の香りを楽しませていただいたので、何を選んだか忘れました…笑
お菓子は、チョコレートとカヌレとクッキー。
可愛くて美味しかった。
動画でもまとめました。YouTube
メズム東京のレストラン、シェフズシアターのまとめ動画です。
おわりに
これでメズム東京のレストラン、シェフズシアターのレポートは終わりになります。
五感を魅了する素敵な体験と、贅沢な時間をありがとうございました。
お部屋に戻って夜景を見ながら食い倒れました。
おしまい